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電子薬歴の普及率

電子薬歴の普及率は83.6%

薬局ICTシステムのトップは電子薬歴

厚生労働省から発表されている「かかりつけ薬剤師・薬局に関する調査報告書」(2019年年3月発表)によると、薬局業務の生産性の向上を目的として導入しているICTシステムは電子薬歴が83.6%とトップでした。

多くの薬局で導入されていると思われていた自動分包機の62.0%を大きく上回っており、この結果は多くの薬局が電子薬歴の重要性を認識していることを表しているといえるでしょう。

参照元:【PDF】厚生労働省公式HP「かかりつけ薬剤師・薬局に関する調査報告書」(2019年年3月発表)(https://www.mhlw.go.jp/content/000509233.pdf)

今後の電子薬歴普及率予測

ほぼすべての調剤薬局に普及する見込み

シード・プランニングの推計によると、電子薬歴の普及率は2025年には90.8%、2030年には93.1%とほぼすべての調剤薬局に普及していくと考えられています。そして市場規模も330億円にまで成長していくと見込まれます。

その理由としては、2015年頃までは約5年という期間で契約して導入費用が発生し、電子薬歴のシステムを入れ替える薬局が多かったことがあるでしょう。

現在の電子薬歴システムはクラウド型が増えてきたことで導入費用が安価に抑えられ、月額利用料を支払って運用するシステムが多くみられます。
今後は月額利用料の規模が拡大する一方、一定数の薬局はシステム入れ替えに伴う導入費用を負担していくでしょう。

電子薬歴は単に薬歴を記録・保管するためのシステムから、薬剤師の本来業務である服薬指導や重複投与防止を支援するシステムに進化しているのも普及率アップの理由です。

従来の電子薬歴のようにキーボード入力だけではなく、マウスのクリックやタブレットのタップだけで操作できる薬歴作成支援機能や、画像や動画で服薬指導を支援する機能にも注目が集まっています。

一般用医薬品も含めた重複投与や相互作用をチェックするために、医薬品データベースと連動した電子薬歴もあります。
次世代型の電子薬歴では従来のシステムの枠を超え、薬局の対物業務やシステムで解決できる業務を包括で支援できるものが求められ、そうなるとより一層の普及が予想されます。

参照元:2020年版薬局ICT化の現状と今後の展望(https://store.seedplanning.co.jp/item/10812.html)

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電子薬歴導入で行えることは?

  1. グループ間で情報を共有できる
  2. 調剤薬局によっては、全国に店舗を展開しているというケースがあります。そんな時にも電子薬歴を使用していれば、グループ間で患者さんの薬歴や処方歴、副作用歴といった情報まで一元管理が可能です。グループ内の薬局であればどこでも同じサービスを受けられるので、患者さん側のメリットも大きいでしょう。

    また、薬剤師が不足している店舗に応援へ行く場合も、普段使用している端末を持参すれば自店舗と同じペースで業務を進められます。

  3. 薬局以外でも薬歴を確認できる
  4. 高齢化の進行により、在宅医療の需要が増加傾向にあります。近年では、タブレット端末からレセコンにアクセスし、薬歴や処方歴などをチェックできるシステムが整いつつあるので、電子薬歴を使用すれば患者さん宅でも容易に薬歴を閲覧できるでしょう。また、在宅医療時に得た情報をその場で記録できるのも良いところです。

  5. 薬歴の質を均一化できる
  6. 薬歴は誰にとっても理解しやすい字で記入する必要があるものの、手書きの場合は書き方のクセなどで「何と書いてあるか判別できない…」などのトラブルが発生しやすいです。また、厚生局による薬局個別指導では薬歴を提出しなければなりませんが、汚い字で書かれた薬歴は指導官からの印象を悪くする原因となります。ひいては薬局そのものの評価を下げる原因にもなるため、注意が必要です。

    しかし、電子薬歴を使用すれば、文章の読みやすさはともかく文字が読みにくいといったトラブルは発生しないので、薬歴の質を担保できます。

  7. 業務効率の向上につながる
  8. 電子薬歴では、タブレット端末によく使う文章を定型文として登録することで、スピーディーに薬歴を入力できるようになります。具体的に、点眼薬の服薬指導において「複数の点眼薬を同時使用する場合、5分程度間隔をあけてから点眼するよう指導を実施しました」と定型文をインプットすれば、長文を入力せずともスピーディーに文言を呼び出すことが可能です。

    レセコンによっては最初からよく使う文言が定型文として用意されており、業務効率の向上が期待できます。

  9. 必要な情報をすぐに呼び出せる

電子薬歴は患者の氏名や生年月日などを入力するだけで、必要な情報に素早くアクセスできるのが魅力です。紙媒体の場合は、膨大な数の薬歴が収まった大きなキャビネットから患者さんのものを探します。薬局の規模に比例して業務負担も大きくなりますが、電子薬歴ならこのような手間は一切かかりません。

患者へのフォローを重視

電子薬歴には、患者さんのフォローにつながる機能が備わっています。具体的に、患者さんと一緒に端末を見ながら服薬指導を実施できる機能では、画面を通して情報共有ができるため患者さんに薬の安全かつ正確な使い方を理解してもらいやすいです。

また、「見せる服薬指導」によって信頼関係も築きやすくなるため、満足度の向上も期待できるでしょう。さらに、タッチパネルによって業務の効率化も図れます。作業時間を短縮できれば、そのぶん患者さんのフォローやサポートを充実させられるでしょう。

調剤薬局・薬剤師に求められることと
電子薬歴の役割

厚生労働省の指導に合った電子薬歴を

厚生労働省の指導によって、2025年までに調剤薬局は「かかりつけ薬局」になることが推進されています(※)。

そのためにはICTを活用し、医療機関と連携して対患者業務の強化を図らなければなりません。今後は在宅医療やオンライン服薬指導など推進されることが予想されるので、それに対応できる電子薬歴を選ぶべきだと考えられます。

※参照元:【PDF】厚生労働省公式HP「かかりつけ薬剤師・薬局」(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000153586.pdf)

かかりつけ薬局になるには?
普及が進む電子薬歴を見る

調剤薬局の現場を変える
次世代の電子薬歴

操作性が格段に向上しただけでなく、AIの導入も進む現在の電子薬歴。多機能だけに、どのシステムが自局の目指す薬局運営に適しているのかの判断が難しくなっています。

当メディアでは、次世代の電子薬歴を徹底調査。 自局の目指す経営に適した電子薬歴システムを、わかりやすく解説します。

薬局の目指す経営別
「電子薬歴システム」3選

調剤薬局の現場を変える
導入すべき
電子薬歴システム3選

当メディアでは、AIによる自動の薬歴反映などの新しい機能を搭載した次世代の電子薬歴システムを調査。

これからの薬局が目指すべき経営の方向性、「加算指導の強化」「服薬指導の強化」「在宅指導の強化」を支援できる3つの電子薬歴システムについて徹底解説します。

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引用元:MAPs for PHARMACY DX公式HP https://service.emsystems.co.jp/maps_series/for_pharmacy_dx/

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