ここでは、株式会社カケハシが展開している電子薬歴「Musubi」について調べています。
主な特徴や、おすすめしたい機能、使いやすさなどをまとめたので、電子薬歴選びの参考になさってください。
また、利用者から寄せられている声も調査しています。
専用のタブレットに表示される指導内容をタップするだけで、その内容を薬歴の下書きとして自動保存できます。
服薬指導をしながら薬歴をほとんど完成させられるので、記載もれ防止にもなりますし、何より薬歴作成時間を大幅に削減できます。
患者さんから聞き取った情報を主治医にフィードバックするための服薬指導提供書(トレーシングレポート)をシステム上で作成・管理することが可能。
専用フォーマットに沿って入力するだけで、煩雑になりがちなレポート業務を簡潔に進められます。
次回処方の際に確認したい事項をオブザーベーションプラン(OP)として薬歴に記載することができます。
過去の薬歴にOPが記載されていれば自動的に準備画面に表示されるため、確認忘れを防げますしその場でテキスト編集も可能です。
2019年度のグッドデザイン賞を受賞したMusubiは、見やすさとわかりやすさにこだわったテキスト表示や画面レイアウトが特徴。
タブレットでのタッチ操作をメインに、キーボード入力を少なくとどめた操作性が従来の電子薬歴とは一線を画しています。
Musubi導入後、一番の変化は患者さんのことを考える時間の確保ができたことです。これまで「プラスアルファの一言」が言えなかったのですが、服薬指導時に患者さんに向き合うための余裕が生まれて、詳しく話を伺う時間ができたりとか、Musubiの「健康アドバイス機能」を活用して、患者さんの事情に沿ったアドバイスが可能になりました。
クラウド型の電子薬歴が増えてきたということも耳にしていて、いくつかのシステムを検討しましたが、最終的に『Musubi』に決めたのは「健康アドバイス」の充実度にありました。
一人薬剤師の体制は知識のアップデートも大変ですし、小児の分野に対する知見が不足しているという課題もあったんです。服薬指導をしながら学べる状態はありがたいですね。
導入当初の目的は、薬歴残業の解消でした。現在では、Musubiは薬剤師のパフォーマンスを高めるパートナーとして、多くのスタッフにとって欠かせない存在になりました。
服薬期間中のフォローや処方箋送信機能、薬局経営の分析機能など、Musubiの機能も増え、できることの幅が広がりましたね。
電話やメールでの問い合わせに対応する専用のサポートデスクを完備。問い合わせには翌営業日までに一次返答を行なうなど、スムーズな運用を全力でサポートします。
また、ユーザー向けの勉強会やイベントなども随時開催しています。
Musubiの注目したい機能は健康アドバイス。患者さんの疾患や過去の処方内容などからアドバイスを自動で提案してくれるので、服薬指導の付加価値にもなります。
薬歴から連動して在宅報告書を作成できる機能があるので、在宅医療に注力する薬局にもおすすめです。
本サイトでは「クラウド型」「レセコン一体型」「ハイブリッド型」という種類だけではなく、それぞれの薬局が何をもって電子薬歴を選ぶべきか、導き出した3つの観点からそれぞれおすすめの電子薬歴を紹介しています。ぜひ自局に合った電子薬歴をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。
在宅業務において必要な計画書や報告書をシステム上で簡単に作成。
作りやすさと読みやすさにこだわった薬剤師監修のオリジナルフォーマットに沿って情報を埋めていくだけで、確実に伝えるべき要点がまとまった書類が仕上がります。
会社名 | 株式会社カケハシ |
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所在地 | 東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産日比谷ビル5F |
電話番号 | 03-6825-2058 |
URL | https://musubi.kakehashi.life/ |
近年、調剤薬局の形態も多様化しており、様々なタイプに分かれています。
ここではそんな薬局を以下の3タイプに分類し、それぞれにおすすめの電子薬歴をご紹介します。
便利な機能例
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