電子薬歴メーカー比較3選【各38社掲載】 » 電子薬歴業界の新着ニュース » アクシス社とGSX社がサイバーセキュリティ対策強化を推進

アクシス社とGSX社がサイバーセキュリティ対策強化を推進

このページでは、薬局におけるサイバーセキュリティ対策に向けた動きについて紹介。サイバーセキュリティ対策のための措置が盛り込まれた医療法施行規則の改正についても取り上げています。

サイバーセキュリティ対策強化に関する2社の協業について

クラウド型電子薬歴「Medixs(メディクス)」を運営しているアクシス社は、親会社であるアクシスルートHDとサイバーセキュリティ事業を営むGSX社が医療業界のサイバーセキュリティ対策強化に向けた協業を進めていることを2023年3月30日に発表しました。

2社の協業による主な取り組みは以下の通りです。

それぞれの取り組みについて詳しく解説します。

サイバーセキュリティサービスの提供機会の拡大

アクシスルートHDの事業基盤を介し、GSX社が提供するサイバーセキュリティサービスを医療業界に拡大。サービスの提供機会の拡大を通してセキュリティに関する課題解決をサポートすることで、医療業界全体のセキュリティ対策レベルの向上を目指しています。

ITエンジニアに対するセキュリティ教育の実施

アクシス社ではITに関わる人材を対象としたセキュリティ教育に力を入れており、医療分野ITのシステム開発・運用サービスを担当するエンジニアに対して新たに5日間の研修合宿を実施。セキュリティ教育の実施により、より安全なシステムを医療業界に提供できる人材の育成を目指しています。

サイバーセキュリティ対策に関する啓もう活動の実施

医療機関だけでなく薬局もサイバー攻撃の対象となっており、令和5年4月1日から薬局におけるサイバーセキュリティ対策が義務化されています。薬局にもサイバーセキュリティ対策が求められていることを受け、アクシス社では薬局向けのサイバーセキュリティ対策に関する啓もう活動を推進していくとのこと。啓もう活動の取り組みとしては、自社セミナーの定期的な開催やサイバーセキュリティ対策に関する包括的な情報発信が行なわれる見込みです。

参照元:株式会社アクシス|クラウド型電子薬歴『メディクス』 医療業界のサイバーセキュリティ対策強化を推進
(https://mediaxis.jp/news/78l8ifg-cgg/)

サイバーセキュリティ対策義務化について

医療機関に対するサイバー攻撃が近年増加していることを受け、厚生労働省はサイバーセキュリティ対策の措置を盛り込んだ医療法施行規則の改正省令を令和5年3月10日に公布。令和5年4月1日から施行され、薬局を含んだ医療分野におけるサイバーセキュリティ対策が義務付けられました。

サイバーセキュリティ対策を取り巻く状況

サイバーセキュリティ確保のために必要な措置として、厚生労働省は「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を参照したうえで、セキュリティ対策全般に関する適切な対応を行うこととしています。ガイドラインは現在大幅な見直しが行われており、5月中旬頃に最新版(第6.0版)が公表される予定です。

また、医療機関が優先して取り組むべき事項をまとめた「サイバーセキュリティの確認のためのチェックリスト」が提供される予定。チェックリストをもとに組織の対策状況を確認することで、対応が必要な点を明らかにすることを目的としています。

そのほかにも、今回の法改正では立入検査の項目にサイバーセキュリティ確保のための取組状況が追加される予定。これにより、サイバーセキュリティ対策の対応状況によっては、行政による立ち入り検査が可能となっています。

医療分野のデジタル化とサイバー攻撃被害の深刻化から、政府のサイバーセキュリティ確保に向けた動きは今後も進んでいくと考えられるため、注視が必要となるでしょう。

参照元:厚生労働省|医療法施行規則の一部を改正する省令について※PDF
(https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001075881.pdf)

薬局のタイプに合った
電子薬歴とは?

近年、薬局業界では業務効率化と患者対応力向上のため、電子薬歴の導入が進んでいます。ただし、薬局の形態によって最適なシステムは異なります。薬局を「病院前の薬局・地域密着型薬局」「調剤併設型ドラックストア」「在宅施設型調剤薬局向け」の3タイプに分け、それぞれに最適な電子薬歴をご紹介します。

【薬局タイプ別】
おすすめの電子薬歴システム3選

【薬局タイプ別】
おすすめの電子薬歴システム3選

近年、調剤薬局の形態も多様化しており、様々なタイプに分かれています。
ここではそんな薬局を以下の3タイプに分類し、それぞれにおすすめの電子薬歴をご紹介します。

地域に複数店舗を経営してる
薬局向け
エリシアS
エリシアS

引用元:シグマソリューション公式HP 
https://www.sigma-sol.co.jp/products/elixirs/index.html

便利な機能例

  • AIが自動で指導文の入力補助をしてくれる(特許取得)
  • 複数人が遠隔で同一の処方箋を入力できる(特許取得)
  • ビッグデータを用いて、監査にかかった薬品の同種同効薬を即確認したり、薬品名から推測される疾患名をサジェスト
多種多様な応需を素早く捌いて
一気に業務効率化できる!

エリシアS公式サイトで
無料デモを依頼する

エリシアSについて
電話で問い合わせる

調剤併設型
ドラックストアにおすすめ
Musubi
メディクス

引用元:メディクス公式HP
https://medixs.jp/

便利な機能例

  • AIによる在庫管理機能で、OCT薬と処方薬・医薬品と通常商品などを分かりやすく把握できる
  • 業務分析、収益分析、患者分析など各店舗の状況をクラウドに自動集計してレポートしてくれる
店舗の状態を可視化することで
データドリブンな経営ができる!

Musubi公式サイトで
無料デモを依頼する

Musubiについて
電話で問い合わせる

在宅施設型
調剤薬局 におすすめ
CARADA 電子薬歴
Solamichi
CARADA 電子薬歴 Solamichi

引用元:Solamichi公式HP
https://site.solamichi.com/

便利な機能例

  • 計画書や報告書、介護契約書をテンプレートから簡単に作成できる
  • タブレットで写真撮影→薬歴に保存→PCで確認できる
  • 施設の棲み分けや後発品希望など、患者を分かりやすく分類できる
外出先で使いやすいだけでなく、
丁寧な服薬指導ができる!

CARADA 電子薬歴公式サイト
で無料デモを依頼する

CARADA 電子薬歴について
電話で問い合わせる

PRページへのバナー